インターン生にも社員と変わらず期待をかけ、ときには厳しく育ててくれた
─ 実際にインターンとして仕事するなかで印象的だったことは?
お花屋さんのWEB広告の運用をもう一人のインターン生と一緒に担当していましたが、まだGoogle広告を勉強し始めたばかりの私たちにいきなり10万円の予算を預けてくれて「これで広告を考えてください」と。「こんなにやらせてもらえるんだ」と驚いたし、他ではできない経験だと感じました。
インターン中はずっと広告まわりの仕事をするのかなと思っていたんですが、それ以外にも本当に色々なことをやらせていただきました。フラワーブランドだけでなく、全く違う分野のプロジェクトにおいてデータ分析をお願いされたり。そこがギアーズの面白いところなんじゃないかと思います。
─ やりがいを感じたところは?
データ分析をコツコツとやっているなかで、「この作業ってどんなふうに役立つんだろう?」と最初はイメージが掴めなかったのですが、そのデータをもとに細貝さんや高堀さんがすごく立派な資料にまとめてくださって、「お客さんにすごい喜んでもらえたよ」とフィードバックをいただいたときは嬉しかったですね。「自分たちがやったことが、みなさんの役に立ててよかったな」と、やりがいを感じました。
─ インターン中に緊張した出来事はありますか?
月に一度、自分たちで作った提案資料を細貝さんや高堀さんに見ていただく定例ミーティングが開かれていたのですが、普段は優しいお二人が、会議ではピリッと緊張感のある雰囲気を醸し出していて(笑)。その雰囲気の中でプレゼンするのはかなり緊張しました。
─ 厳しい意見が出ることも?
ありました。そこが細貝さんの優しさなんですよね。インターン生であろうと、社員の方たちと変わらず期待してくださっている。だからこそ、現実を捉えた厳しい意見も出てくるんだろうなと思います。
会議のあとで高堀さんに「さっきめちゃくちゃ緊張しました。私ダメでしたかね?」って落ち込み気味に言ったのが細貝さんに伝わったみたいで、「あのときは本当に怒って言ってるんじゃなくて、貴元さんだったら乗り越えられると思って言ったんだよ」とフォローしていただいて。
最初は緊張していた会議ですが、繰り返していくうちに「次こそは細貝さんの期待に応えられるように頑張ろう!」とモチベーションに繋がったと思います。ほかのインターン生とも協力しながら「私たちはこうだと思います」と意見を出し合ったりもできました。
─ インターン生で一致団結しながら?
そうですね。みんな同じ大学だったので、お昼ご飯の時間に相談したり、定例ミーティングの前夜に集まって「明日はたぶんこういうことを指摘されるだろうから、対応できるような準備をしておいたほうがいいんじゃないか」と話し合ったり。私は4年生でしたが3年生のインターンもいたので、お互いに不安なことや心配事を聞き合えたし、後輩から学ぶこともとても多かったです。
─ 社内のコミュニケーションについて学んだことはありましたか?
すごく基本的なことですが、報告・連絡・相談の大切さですね。わかっていてもなかなかできないことだなと、仕事するなかで痛感しました。高堀さんから「こういうことをやってほしいからリサーチしてください」という依頼を受けたときに、なにを求められているのかいまいちわからなかったのですが、「高堀さんはいつも忙しそうだから相談するタイミングがわからないな。でもまあ、こんな感じでやったらいいのかもしれない」と自分の中だけで完結して出したら、全然違うものを求められていたことがわかって。
それ以来、わからないことがあったらすぐに聞きに行ったり、作業の途中でも「こんな感じのイメージで合っていますか?」と細かくすり合わせるように心がけました。そうすることでプロジェクト全体がスムーズに運ぶと理解できたので、今後も報連相は社会人として忘れてはいけないと思っています。
─ 主に高堀さんの下で仕事をしていたそうですが、高堀さんの仕事に対する姿勢を見ていて感じたことはありますか?
どんな苦境に立たされても最後まで諦めずにやり抜く力と、目標にこだわる姿勢が本当にかっこいいなと思ったので、私も社会人としてその姿勢をずっと見習っていきたいです。
私にとって初めての上司かつ、最高の上司だと思っています(笑)。
高堀さんだけでなく、仕事に対してストイックに最後までやり遂げる姿勢はギアーズのみなさんに共通していますが、一方で休憩時間はすごく和やかだし、みんなでお酒を飲みに行ったりすることもありました。そういう方たちと学生のうちに一緒にお仕事ができたのは、とても貴重な経験になったと思います。