Staff Interview
スタッフインタビュー
─ 2019年にギアーズに入社し、コンサルティング事業を担当されている長谷場さん。ギアーズと出会うきっかけは?
前職では装飾資材やディスプレイ資材を扱う卸屋の営業として働いていて、得意先のひとつにギアーズが支援しているお花屋さんがありました。いつものようにミーティングをしていたら、すごく“いかつい人”がいて(笑)それが細貝さんとの出会いです。
その後何度か会って仲良くしてもらっていたんですが、あるとき電話がかかってきて「取引先の案件で海外調査があるんだけど、一緒にやってみない?」と。当時はまだ前職で働いていましたが、「なんだか面白そうだからやってみたいな」と思い、「やります」と返事したのがきっかけでした。
─ そこから細貝さんと仕事をすることになった?
そうですね。お花屋さんの仕事をしながら、ベトナムに現地調査へ行ってレポートを作るところから始まって、カスタマージャーニーを考えるコンサルティングに近い仕事をするようになっていきました。
─ それまでの仕事と業界も内容も違ったのでは?
そうなんです。デジタル業界もマーケティングも知らないし、PowerPointもほとんど使ったことがないし、キーボードのタイピングもすごく遅かったので(笑)とても大変でしたが、仕事の内容自体には面白さを感じました。なにより、細貝さんに興味をもったのが大きかったです。自分にはない思考だったり、膨大な情報を整理していたり。「すごいな、こういう仕事もあるんだ」と純粋に尊敬しました。
そのときはまだギアーズは設立されていなかったのですが、近いうちに立ち上げるという話を聞いて「じゃあ、自分も(現職を辞めて)そっちでやってみようかな」と思い、2019年に合流しました。
─ 新しい会社、新しい業界、新しい業務と“新しい”づくめの仕事にチャレンジするのは不安も大きかったと思いますが、それ以上に「やってみよう」という気持ちが勝った理由は?
やっぱり細貝さんの姿勢だと思います。当時はわりと体力勝負みたいなところがあって、オフィスに泊まってレポートを仕上げていたりしたんですね。それを見ていて「こうやって仕事をしている人がいるんだ。時間の濃さが自分とはまったく違うし、こんなにたくさんのことを考えているんだ」と思って……「この人のそばで働くことは、自分にとって価値があることなのかもしれない。だったら今やったほうがいいんじゃないか」と決断しました。それが26、7歳のときですね。
─ 長谷場さんがお仕事をされるうえでこだわっていることとは何でしょうか?
「まずはやってみること」ですね。大前提として、最初はどの仕事も新しく触れるものだからできないはずなんです。でも、できないからすぐに聞くのではなく、嫌になるくらいまでアウトプットを出し続ける。ベシベシに叩かれるんですが、何も出さなかったら叩かれることすらできませんから。まずはやってみて、叩かれて、また出す。僕の場合は、その繰り返しでできることが増えていった気がします。
例えばバナーを作るときも「デザイナーじゃないから作れません」ではなく、まずは作ってみる。コンサルティングの経験がなくてもレポートを作ってみる。そうやって作ったものをベシベシに叩かれながら、求められている水準に合わせていく。そうすることで自分の水準も上がっていく。その繰り返しだと思っています。
─ 「まずはやってみる」という姿勢はもともとの性格からきているのでしょうか?
僕自身は基本的に責任逃れするタイプなんですが(笑)ギアーズだと自分以外にやる人がいないから、やらざるを得ない。それってギアーズに戻ってきた理由のひとつでもあるんですが……他の会社だと人に甘えてしまうので(苦笑)。「逃げ道がなかったら、自分は意外とやるんだな」と気づいたのもギアーズに入ってからです。
かつ、規模の大きいクライアントばかりですから、高いレベルのものを求められます。それを少ない人数でやりきるという経験はなかなかできないでしょうし、そういった環境で仕事ができるというのは……あとで振り返ったときにも、きっと「価値のあることだった」と思えるのではないでしょうか。
─ 責任のある立場で仕事を続けていくうえで、モチベーションとなっていることは何でしょう?
会社に賭けてみたくなったのかもしれません。まさに今、ギアーズが大きくなるか・ならないかのタイミングだと思うんです。だからこそ、たくさんの業務を並行するような大変さもあるんですが、ひとつの案件が終わったときに「辛かったけれど、なんだか自分がちょっと変われた気がする」と思うんです。その成長を経験しているので、「今日は辛かったけど、この辛さは何年か後の自分にとって財産になっているだろう」と思える。そうやって一日一日を積み重ねていってるんでしょうね。
─ 今後ギアーズで挑戦したいことはありますか?
とくに「これ」といったものはないのですが、少なくともこれから一緒に働く人たちにとって何か役に立てるような、「ここにいても価値があるんだ」と思ってもらえるような働き方をしていきたいと思っています。そのためには自分自身がもっとレベルアップしないといけないですし、ギアーズが今より大きくなったときに自分の価値をきちんと発揮できる人になっていたいですね。それに加えて、自分にしかできない役割をきちんと果たして、社会に必要とされていたいなと思います。
─ どんなときが来たら「細貝さんに恩返しできた」と思えるのでしょうか?
そうなんですよね~(笑)。それを最近悩んでいて、難しいなと思っています。ギアーズが大きくなって、それでもみんなが心地よく働けていれば、そのときに「自分のキャリアを選びたい」という考えに変わっているかもしれません。でも、今のところは恩返しのタイミングがいつ来るのか……僕にもわかりません(笑)。
事業の戦略策定から施策の実行まで、一気通貫して関わる事業者
全ての成長にこだわり続けます。